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映画評のすすめ
講師:

映画系文筆業 
山下 慧(やました けい)

受講料: 18,800円
受講期間: 6カ月
講師

映画系文筆業 
山下 慧(やました けい)

監修 キネマ旬報映画総合研究所 添削 映画系文筆業 山下 慧
受講料(新規)
18,800円
入会不要
開講

毎月開講

受講期間
6カ月
添削回数
5回
延長期間

なし
毎月1作品、計5作品ですが、添削期限はプラス1ヵ月間あります。

提出と返却

●提出
毎月1回、800字の作品を提出。
【提出締切日】・・・毎月末

●返却
提出締切日のおよそ1ヵ月後。
※講師の都合により、返却日は前後します。


講座内容

毎月、カリキュラムガイドに従って課題映画を800字で評します。課題は新旧、邦画洋画様々で、DVDやビデオで購入またはレンタルしやすい作品です。作品の提出締切日は毎月末。講師が添削講評し、およそ1ヵ月後に返却します

<講師のことば>
映画に感動する、誰かにその感動を伝えたくなる。腕に覚えのある方なら、そこで映画評と呼ばれるものに挑戦してみたくなるかもしれません。しかしその時、映画評はどのようなかたちで書けばいいのか、ふと思い悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。本講座では、映画評の〈スタイル〉に焦点を当て、特定の〈スタイル〉に則りつつ映画作品を“考える”ことで、段階的に映画評に取り組んでいただこうと思います。映画評を書くという行為を通じて映画の新たな面を発見し、その知的快感を他の方々に伝える、それも映画の愉しみ方のひとつなのです。

●第1回「映画レビューを書く」
●第2回「テーマ論を書く」
●第3回「作品分析に取り組む」
●第4回「ふたたび作品分析に取り組む」
●第5回「自由課題」

講師紹介

山下 慧(やました けい)
幼少時、怪獣映画を中心とした子供向け番組で映画館に通うことを覚え、長じてゴジラはSFだと教わり、SFをよく知るために文学を学ぶ。翻って映画の文学性に目覚め、帰って来たのは娯楽映画のなかからさまざまな意味を読み取る愉しみであった。映画ライターとなってからは裏方作業を中心に業界誌・映画ムックなど多数に寄稿、キネマ旬報社の「映画検定」スタッフも第一回から務め、近年ではガイドブック『知っておきたい映画監督100』シリーズに参加している。

教材

①受講の手引
②課題プリント
④原稿用紙 
⑤提出用封筒

受講案内

●講師作品見本

「M:i:Ⅲ」  山下 慧
  
多くの映画がそうであるように、このスパイ・アクションもいくつかの側面を持ち、それゆえの枷をあらかじめ背負っている。――ハリウッド娯楽大作であること、シリーズ作品であること、TVドラマ『スパイ大作戦』の劇場版であること、トム・クルーズのスター映画であること。J・J・エイブラムス監督個人の枷としては、劇場デビュー作としての刻印を押すことも含むだろうか。これらの点を踏まえ、エイブラムスは卒なく『M:i:Ⅲ』を現代的娯楽活劇としてまとめあげた。諜報活動に就くスーパー・スパイにも凡人としての私生活があり、その二面性保持の危機をモチーフとするのは、エイブラムスのTVドラマ注目作『エイリアス』から引き継がれた視点だ。語りの構成や、スパイ活劇的な細部への拘りも含めれば、『M:i:Ⅲ』は初期『エイリアス』のクルーズ主演映画版にさえ見えるだろう。エイブラムスは自作の旨味を心得ている。その得意分野集大成的映画デビュー作のなかで、シリーズ前二作に薄かった、チームが協力して不可能を可能にする作戦の妙、すなわち『スパイ大作戦』の魅力をちゃんと盛り込んでみせるのも、エイブラムスの抜け目なさを感じさせた。もともとこの映画シリーズは、『スパイ大作戦』を(仲間の裏切りというかたちで)裏切るところから始まったのであり、実は本作でも裏切りが重要な題材になっている。チーム・プレイに仲間の裏切りを同居させることで、シリーズ映画としての枷にも対応しようというわけだ。エイブラムスの職人性はもちろん評価できるし、彼を起用し、『スパイ大作戦』の呪縛から脱却せんとするトム・クルーズのプロデュース能力もあらためて見直すべきではないか。惜しむらくは劇画的なスパイの活躍が冷戦以後のスパイの在り方に対応していないのだが、世界が漫画的であり続け、観客が単純な娯楽を求める限りは、『M:i』シリーズはこんなふうに卒なく生き続けるのだろう。 

講師作品
/添削例
受講者作品集

本講座には作品集はありません。